「はあ、やる気を出すのって大変だ」
と鈴木さんはため息をつきます。
どうやら「行動管理コンサルタント」のフジタという奴によれば、
やる気は行動を始めないとでないらしいのです。
本当にそうなのか?
実際にはもっと簡単な方法があるんじゃないか?
鈴木さんはできるだけ楽して「行動」をしたかったので、
それをネット上で調べました。
しかし、やっぱりやる気はやらないと出ないようです。
うーん、困りました。
正直面倒くさいです。
やり始めたらいいのですが、やり始めるのが面倒くさい。
頑張って調べたらさらに面倒くささが増しました。
ええい、面倒くさい。
このフジタという奴に直接聞いてしまえ!
鈴木さんは
「どうもフジタさん。ブログとメルマガを拝見させてもらいました。
やる気を出すにはやるしかないという言いますが、それがめんどくさいんです。
もっと楽してやる気を出せないんですか?
ちなみに、物事を分解してやる気が必要ないくらい
ハードルを下げるというのも試しましたが、
分解するのがそもそもめんどくさかったです。
やりたい行動としてはTOIECの勉強です。お返事待ってます」
すると次の日にメールが帰ってきました。
「どうも鈴木さん、読んでいただいてありがとうございます。嬉しいです。
大丈夫です。
分解するのが面倒くさければ、他に方法もあります。試してみてください。
その方法はやる気をトレースする方法です。
例えば、鈴木さんは映画が好きですか?
漫画やアニメ、ドラマなどは? ゲームは?
好きであれば、それを5分か10分ほどした後に、無理やり勉強を始めてください。
やる気は脳の「側坐核」という部分が
興奮することによってみなぎります。
側坐核を興奮させてやる気を出すには、
「行動」を15分ほどすると出ると言いました。
おそらく、その記事は読んでくれたましたよね?
(その記事→インスタントにやる気を出す方法)
「側坐核」の興奮というのは、
ゲームとか、趣味とかでも起こるんです。
なんでも、やり始めれば出る。
ゲームをやって、ワクワクしてやってるとき、それが側坐核の興奮です。
もちろん、運動の後とか、掃除のあととか、料理のあととかでも、同じですよ。
こんな感じで、
やる気は他のものにトレース、
つまり移すことができます。
ただ一つの問題は、趣味の方を断ち切れなくて、
ずっと見てしまうとか、気になって集中できないことです。
でも気になる原因というのは、続きが見れないからですよね?
だから5分見たら、勉強する後に
また5分見ていいことにしてください。
そうすれば、欲求を弱めることができます。
それを続けていく。
で、自分自身が乗り始めたら、勉強に本腰を入れる。
これが楽な方法だと思います。
ただ、もちろんこれは人によって合う、合わないがあります。
自分には向いていないと思ったら、別の方法を試してみてください。
フジタ」
鈴木さんは思いました。
「なるほど、これを試してみよう!」
そしてその結果は成功だったようです。
これは意思力が弱く、アニメやドラマを
断ち切ることができない人間には向きません。
しかし、「始める」ことが苦手で、
誘惑を断ち切ることができる人にとってはこの方法はかなり有効です。
もちろん、アニメやドラマを断ち切れない人は、運動や掃除などでもいいですよ。
むしろ、こちらの方が効果は高いですが
アニメやドラマと言った方が受けがいいんですよね……(ゴホンゴホン)
まあ、試してみてください。
自分には合わないな、と思った人にも、
やってみると意外にあったということがザラにあるので(笑)
合う人にはめちゃくちゃ合ってますし。
では、今日はこの辺で。
ちなみにやる気を出す別の方法についてはこちら
→インスタントにやる気を出して行動する方法
→モチベーションを意図的に作り出す方法
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