「感情」「思考」をコントロールする「皮肉」な方法とは?

る日ダニエル・ウェグナーに女子学生から電話がかかってきました。

 

「先生、助けてください、
 どうしても自殺することばかり
 考えてしまうんです」

 

女子学生は裏返った声で、とても取り乱しながら訴えます。

 

ウェグナーは有名な心理学者です。
だから彼女は助けを求めてきたのでしょう。

 

「先生、ふと自殺を考えてからずっと、
 頭から離れなくなったんです。
 でも多分それは、私が心の奥底で
 自殺を望んでいるからなんです……」

女子学生は諦めたようにそう言いました。

「そうじゃなければ、自殺のことばかり
 頭に浮かんでくるはずがないでしょう?」

ウェグナーはそれを聞いて、
自分の実験でわかったある「皮肉な」効果を説明しました。

女子学生はそれを聞いてほっとし、
その後精神は回復に向かったようです……。

 

 

 

どうも、「行動管理コンサルタント」のフジタです。

(お前誰だよ!という方はプロフィールまで)

 

 

この話、怖いですよね。

でも、この話はあなたに関係ない話ではありません。

 

例えば

「本番になるとどうしてもネガティブになったり、
 自信がなくなったりしてしまいます。
 練習での成果をどうしても
 発揮できなくて困っています」

 

こういう悩みなら、あなたも抱いたことはあるのではないでしょうか?

多くの人がそう思っています。

 

仕事で言えばプレゼンだとか、営業だとか、そういう本番。

練習やイメトレの中ではうまくいっていたのに、
本番になるとどうしても

 

「失敗してしまうんじゃないか」
「周りの人にどう思われるか心配だ……」

 

どうしてもそう思い、頭が真っ白になって、
自分が何を言っているのかわからないし、相手への受けも最悪……

 

こういうことってありますよね。

 

実はこれと、先ほどの女子学生の
「自殺が頭から離れない」は同じ心理学効果なのです。

 

このような悩みを解決する方法について今回、お話します。

 

 

今回の方法は、感情や思考をコントロール
できるようになるので、不安や緊張、恐怖などがなくなって、
あなたのパフォーマンスを最大限発揮することができる方法です。

 

 

 

もちろん、人間関係における「怒り」「憎しみ」
「反感」などもコントロールできますし、

 

夜に突然くる「不安」「俺なんか駄目だ感情」
「浮気して―」などもコントロールできます。

 

さ・ら・に

 

 

「ダイエット中の食べちゃいけないけど、
 どうしても欲求が抑えられない!」
「禁煙・禁酒中だけど、どうしても頭に浮かんでしまう……」
「貯金したいのに……」

 

というものも解決できます。

その方法は、

 

「消しさりたいのに消えない
 感情・考えを消す方法」

 

です。

 

 

このテクニックの説明の前に、一つの心理学効果を説明しないといけません。

 

ハーバード大学の心理学者ダニエル・ウェグナーの実験からわかったものです。

先ほどの心理学者ですね。

 

ウェグナーは、学生たちにある
「催眠」をかけました。

 

普段はセックスと単位と酒のことで頭がいっぱいな
アメリカの学生(アメリカの学生に見られたら怒られそうですね)たちの
頭の中を「ある一つのこと」でいっぱいにさせたのです。

 

 

 

それはシロクマ(笑)

 

 

ダニエル・ウェグナーは30秒にも及ばない短い時間で、
学生たちにシロクマのこと以外を考えられない状態にさせたのです。

 

 

セックスとコーラと単位のことしか
頭にないアメリカの学生にですよ? シロクマですよ?

 

アメリカにいたらもしかしたら一生合わないかもしれない生物です。

 

その催眠の方法は何か?

 

簡単です。

 

 

「これから五分間、シロクマのことを
 考えないようにしてください」

 

と言っただけ。

日本語でいえば、10秒もかからないのではないでしょうか?

 

この短い時間で催眠にかけてしまいました。
凄腕催眠術師も真っ青です。

 

 

学生たちは、シロクマ以外のことを頑張って考えようとするのですが、
気が付けばシロクマのことばかり浮かんできてしまいます。

 

これはどういうことなのでしょうか?

 

 

つまり、人間は

「意識的に考えないようにすると、
 むしろどんどん頭に浮かんでしまう」

ということなのです。

 

シロクマを例にすると、これが重大な事実では
なさそうに聞こえるかもしれません(笑)

 

しかしです、これは他のことにも言えます。

 

例えば不安、うつ、強迫観念、依存症……
冒頭で言った自殺も一例です。

 

もうちょっと軽い物で、ぼくたちに身近なものと言えば、
ダイエット、心配、イライラ、緊張などですね。

 

ダイエットで言えば、意識的に食べ物のことを考えないようにすると、
食べ物のことを考えてしまい、結局は食べてしまう。

 

意識的に酒のことを忘れようとするとかえって、
酒のことを思い出してしまい、結局はあびるように飲んでしまう。

 

意識的に不安を消し去ろうとおもうと逆に、
不安が大きくなって結局はパフォーマンスが落ちてしまう。

 

こういうことです。

 

これを心理学の効果で

 

「皮肉なリバウンド効果」

 

と言います。

 

ちょっとふざけた名前ですよね。

でも実際にある効果です(笑)

 

何故これが起きるかというと、
「やっちゃダメ」と思うものは
「危険な物」としてとらえているからです。

 

脳の危機管理システムが作動し、
常に警報としてその感情や思考を呼び出します。

 

でも元気な時ってこういうネガティブ思考って抑えられますよね?

 

それは、危機管理システムを制御する脳……前頭葉が元気だからです。

 

この前頭葉というのは、めちゃくちゃエネルギーを使います。

そして、前頭葉は体力がない(笑)

 

 

元気なときは感情をある程度制御できますが、
制御し続けていると前頭葉は疲弊してきます。

 

段々と疲れていきますが、危機管理システムは常に作動しています。

危機管理システムは前頭葉に比べてかなり疲れにくいんですね。

 

なので、不安などの感情がどんどん大きくなるんです。

 

そして前頭葉が力を使い果たした時、
あなたはついに行動にでます。

 

 

酒飲んだり、危ないセックスをしたり、
ドカ食いしたり、サボったり、散財したり……

 

まあ色々です。

 

皮肉なリバウンド効果でヤバイ一例は、
冒頭の「自殺が頭から離れなくなる」です。

 

 

ウェグナーは女子学生に、実験の内容を話して、
ある考えを頭から追い払おうとすればするほど、
かえって頭にこびりついて離れなくなることを説明しました。

でもだからといって、
その考えが真実であるとは限らないとも説明しました。

 

女子学生はそれを聞いてほっとしたそうです。

 

でも、これって怖いですよね?

だって、健康な人でもこういうことになる可能性があるんですよ?

これを知らないばかりに……。

 

 

 

 

この状況から抜け出すためにどうしたらいいか?

 

方法があります。

 

 

皮肉なリバウンド効果には「皮肉な」処方箋があります。

 

感情をコントロールするのを諦めてください。

 

こうすれば解決します。

 

むしろ、考えても良いと思ってください。

 

「意味が分からない、矛盾してるじゃないか。
 考えたくないんだって言ってるだろ!」

 

まあまあ怒らないでください。

 

実際に考えても良いと思った方が、あまり考えなくなるんです。

 

だからこそ、「皮肉な」処方箋なんです。

努力しない方が、実は考えないで済む。

 

 

考えるのを自分に許すと、
脳内の危機管理システムが働かなくなります。

 

 

危険ではないと判断するからです。

 

 

その結果、そのネガティブな
感情や思考はほとんど出てこなくなります。

 

 

ただし、この方法には注意があります。

 

 

考えてよいのですが、行動はしてはいけません。

 

つまり冒頭の例で言えば、「自殺」のことは考えていい。
でも、「行動する」必要はないということです。

 

ダイエット中にチョコのことは考えていい。
でも食っちゃいけないということです。

 

あなたが常に考えているからと言って、
それが実際に求めていることではないのです。

 

脳内の思考のコントロールというのは非常に難しいです。

 

しかし、行動のコントロールはそれよりはカンタンです。

 

とくに「やらない」という行動なら。

やる場合はキツイですけどね。

 

 

方法のステップとしては
四つのステップがあります。

 

1.誘惑、欲求に気付きましょう。まず何もかも気づくことから始まります。

2.気をまぎらわそうとしたり、否定したり、消し去ろうとせず、
  欲求や気持ちがあると素直に受け入れましょう。

3.落ち着いて、行動をコントロールしましょう。
  思考や感情はコントロールできないかもしれませんが、
  やらないことはなんとかできるんです。

4.最後にあなたの目標を思い出してください。
  そのために、何をするべきですか? 何をやらないべきですか?

 

 

この感情のコントロールというのは、非常に使えます。

 

 

誰でもありますよね、本番に力を発揮できないとか、
自分の感情をコントロールできないとか。

 

 

これができれば、かなりあなたの人生は良くなると思いませんか?

 

しかし、この方法はその時にやろうとしても、使えないでしょう。

 

 

人は忘れるからです。

だから、できるだけすぐ試してみて、覚えるまで練習してみてください。

 

 

すぐに効果は発揮します。ただ、覚えないとできません

武術とかもそうですよね?

 

 

いざ暴漢に襲われている時、

 

「まだ練習が足りないから!ちょっとタンマ!」

 

とは言えません。

それ漫画でしか見たことないです。

 

使えるようにしておかなくてはいけません。

 

 

そういうことです。

ですから、ぜひ自分のためにも、やってみてくださいね。

では、今日はこれで。

 

 

 

 

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